宮沢りえ、念願のクドカンワールド出演

 女優の宮沢りえ(42)がTOKIO・長瀬智也(36)主演の映画「TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ」(2016年2月6日公開)で、宮藤官九郎監督(45)作品に初参加することが23日、分かった。ヒロインの20年後として出演。念願の“クドカンワールド”を初体感した宮沢は早くも、振り切った役柄での再出演を熱望した。

 宮藤監督の爆笑地獄コメディーに参戦した宮沢は「お仕事を一緒にしたいなぁと思う1人でした。オファーを受けて即答しました」と初タッグを喜んだ。

 作品は地獄を舞台にロックバンドを率いる赤鬼(長瀬)と、大好きなヒロイン役のひろ美(森川葵)とキスするために現世へのよみがえりを目指して奮闘する高校生・大助(神木隆之介)を描く。ひろ美の20年後を演じた宮沢は「訳あって動物にふんした神木さんとの共演も忘れられないシーンになりました」と振り返った。

 宮沢にとっては新たな刺激を受ける作品となった。7年ぶり主演映画「紙の月」(14年公開)で東京国際映画祭最優秀女優賞を受賞し、20日に終了したフジテレビ系「ヨルタモリ」ではキャリア初となるMCも経験。幅広く活躍する中で、今度はクドカンとの出会いだ。

 宮沢は「脚本を読んで、多少戸惑いはありましたが、振り切れた世界に絶望と希望があふれていて、参加できて心から嬉しい」と喜ぶ。今作はヒロイン的な役柄だったが「チャンスかあれば振り切り枠に呼んでいただきたい」と、よりはっちゃけた役柄での参加を熱望する、はまりようだった。

 宮藤監督は「ひろ美役は『たたずまいが印象的な大人の女性』が良い」とダメ元で宮沢にオファーしたといい、実現に「ビックリ」と驚く。宮沢からの要望には「『本当は地獄に出たかった』と言っていただきましたので、次は“わちゃわちゃ”の方でお願いしたい」とさらなるタッグを約束していた。

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