怪談の語り部として人気のタレント・稲川淳二（６８）が２０日、都内で、声優を務めたアニメ映画「モンスター・ホテル２」の初日舞台あいさつを行い、複雑な夫婦関係を自虐トークした。

　ドラキュラやオオカミ男らモンスターたちの社交場となるホテルを舞台にした人気アニメの続編。ドラキュラの父、ヴラッドの声を務めた稲川は「初めは自分の声が嫌いでお断りしたんですけど、台本が面白くて（出演を決めた）。でも、２週間くらい眠れなかったです」と明かし、共演のオリエンタルラジオ・藤森慎吾（３２）に「本当の怖い話じゃないですか！」と突っ込まれた。

　さらに、所属事務所の社長でもある妻と２５年以上、別居していることを公表している稲川は、ファミリー映画への出演に「私は家族はいるけど、家庭はない」と苦笑い。「向こう（妻）はこっちの住んでるところを知ってるけど、こっちは知らない。女房から給料をもらってるんだけど」と続けて、再び藤森に「１番怖い話じゃないですか！」と突っ込まれていた。