SMAP個々で総額4億円以上寄付!「自分にできることをしただけ」と公表せず
【2011年3月28日付デイリースポーツ紙面より】
人気グループ・SMAPのメンバー5人が、個人的に4億円以上を日本赤十字社に寄付していたことが27日、本紙の取材で分かった。SMAPとして寄付したものではなく、5人が震災直後からプライベートで別々に寄付したもの。これとは別に、21日に生放送された「SMAP×SMAP」の出演料を全員が全額赤十字に寄付し、草なぎが27日放送のFNS音楽特別番組の出演料を寄付していることが明らかになっており、SMAPは物心両面で被災地の人々を全力サポートしている。
SMAPが「国民的グループ」と呼ばれるにふさわしい心温まる行動をしていた。
メンバーは東日本大震災直後から「一人の人間としてできることをしたい。お役に立てていただければ」とそれぞれ個人的に日本赤十字社に義援金を寄付。SMAPとして話し合っての寄付ではなく、自発的にプライベートで送ったため金額はそれぞれ違うが、5人の総額で4億円を超えているという。
SMAPは震災に心を痛めており、21日放送のフジテレビ系「SMAP×SMAP」を生放送にして「今僕たちに何ができるだろう」をテーマに、日本全体の結束と募金を呼びかけた。ほかにも、4月2日放送のテレビ朝日系「SMAPがんばりますっ!!」でも震災についてのコーナーを予定するなど、震災の復興支援に積極的に取り組んでいる。
「日本の力を、信じてる」をテーマにした新しいACの広告では「あなたはどんなときでも一人じゃない。僕らがみんなついています」「互いに譲り合い、助け合いながら強く未来を信じて、今一つになるとき」と被災者を励ましている。また、5人は今後ジャニーズ事務所が立ち上げる支援プロジェクトへの参加も宣言している。
メンバーは「自分にできることをしただけ」とこれまで義援金を送ったことは一切明かしておらず、所属のジャニーズ事務所でも「寄付をさせて頂いたことは事実ですが、気持ちですので、公表は控えさせて頂きます」と寄付は認めているが、金額などは公表していない。