橋下市長愛人会見にロンブー淳感心
【2012年7月20日デイリースポーツ紙面より】
橋下徹大阪市長が19日発売の「週刊文春」で大阪府知事就任前の06年の不倫が報じられた問題で、18日に市役所で行った記者会見の内容について、批判の一方で、「潔い」「対応がうまい」などと政治家にとっては致命的といえるスキャンダルでは珍しい反応が出ている。
橋下氏は会見で、大阪・北新地の高級クラブで働いていた女性との“愛人報道”を「全部間違っているわけじゃない」と事実関係をおおむね認めた。
不倫問題について、公人(政治家)になる前の「茶髪(弁護士)時代のこと」とし、「聖人君子のような生き方をしてきたわけではない」「僕自身の人間性を判断される要素となるのは仕方がない」などと話し、“全面降伏”する形となった。
この会見について、フジテレビ系「知りたがり!」の司会を務めるロンドンブーツの田村淳は「こんな時期だから(記事が)出たのかな」と大阪維新の会を率いて国政進出をもくろむ橋下市長に対する政治的思惑の可能性に言及。会見については「記者さんから笑いが起こったり、空気作りうまく、丸め込めてた」などと感心した。
政治的には致命的ともいえるスキャンダルの“初期消火”に成功したともいえる会見内容だったが、3男4女の父で恐妻家の橋下市長にとっては家庭内の火ダネを消火できるかも重要な問題。レギュラー出演するタレントのMEGUMIは「ハワイ行ったりすると(夫婦仲が丸く)収まるので“詫び旅行”でも行って(ください)」と珍アドバイスしていた。