高樹澪、難病「片側顔面けいれん」乗り越え9年ぶり女優復帰
【2012年1月29日付デイリースポーツ紙面より】
顔の神経がマヒする「片側顔面痙攣(けいれん)」という難病を乗り越えた女優・高樹澪(52)が、東京・俳優座劇場での舞台「ベロニカは死ぬことにした」(31日~2月5日)で、03年以来となる女優業に復帰する。
81年にデビューした高樹は、多くのテレビドラマや映画に出演。歌手としても「ダンスはうまく踊れない」がヒットしたが、03年に顔の右半分が勝手に動く異常が起き、治療のため活動を休止した。06年には成功率50%とされる開頭手術を受け成功。リハビリを経て09年12月、6年ぶりにテレビ出演し、復帰した。
最近はバラエティー番組などに出演を重ね、病気への不安もなくなり、女優業の再開を決断。高樹は「また女優として、新しい舞台に立てることをうれしく思います。新しい高樹澪を見てください」とコメントした。