リチャード・ギア、仏教は人生の源
リチャード・ギアは、仏教を深く信仰しているようだ。人間の精神的な向上に重きを置く仏教を信じているリチャードは、仏教の教えこそ自分の行動全てを未来へと導く力そのものだと語っている。「僕が行うこと全ては繋がっているんだよ。仏教は僕の人生を運んでくれるラクダのような存在なんだ。どこにでもその精神は存在するんだ。正直なところ、この教えを理解するためにみんなが仏教徒になる必要はないと思うよ。僕はみんなが共通して持っている非宗教的な倫理にも興味があるんだ。何が良いのか、何が幸せなのか、何が人類の義務なのかってことにね」
そんなリチャードは元モデルのキャリー・ローウェルとの間に12歳の息子ホーマーをもうけ、幸せな結婚生活を送っているが、63歳になった今でも性欲は衰えていないという。
リチャードは今でも52歳のキャリーに欲情するものの、全ての苦しみは煩悩からくるものという仏教の教えがあることから、何とか自分で抑制しようとしているとガーディアン紙のインタビューで語った。「まだ仏教の境地には辿り着いていないね。自分の性的エネルギーは失いたくないけど、欲が暴走して制御できない時に、その歳ではみっともないなって感じるものさ。自分を見失った時は本当に嫌な気分になるよ」「でもこの現状こそ僕達が目をそむけちゃいけないことだと思うね。どうやったらこの欲望のエネルギーを使って、人生の最後で自分が誇れるようなことを達成できるだろうか?方法はあるけど精進しなきゃいけないね。そうすれば将来僕はその境地に辿り着けると思うんだ」。
(BANG Media International)