エルトン・ジョンKGBスパイと性交渉
エルトン・ジョンが、かつて旧ソ連の諜報機関KGBのスパイと関係を持ったことがあると告白した。エルトンが旧ソ連時代のロシアを訪問した際、エルトンの行動を終始監視する目的で、同国の秘密警察がエージェントを同行組に紛れさせていたため、その男性の仕事に支障をきたす目的で、男性と故意に親しくなり、ホテルの屋上でその男性と性行為に及んだと爆弾発言をしている。「1979年にロシアを訪問したんだけど、僕らの一行が常に監視されているのを察知したんだ」「そこで僕らには明らかに政府が送り込んだ通訳がいたんだよ。僕はその男と僕はホテルの屋上でセックスをすることになったんだけどね」
ゲイであることを公言し、現在はパートナーのデヴィッド・ファーニッシュと共に、長男で2歳になるザッカリー君と次男で生後8ヶ月のイライジャの2児を育てる穏やかな生活を送っているエルトンだが、最近ロシアで同性愛に関する宣伝を規制する法律が施行されたことに抗議する意味で、同国の同性愛者を支援するために今年の12月にもロシアを再訪問するつもりだそうだ。ただ、そのロシア訪問の際も言動に注意する必要があるとエルトンは英オブザーバー紙に続けている。
「12月にもモスクワに行く予定さ。行く使命があるんだ。ただ、発言にはとにかく注意しなきゃいけないって心に留めてるよ」「ジレンマがあるんだ。ロシア行きをみんなやめて、ロシアからもアーティストが来るのを規制すべきなのかってね」「でもそうしたら、あの国にいるゲイの男女が反同性愛者の法律で苦しんで、孤立した状態に置かれてしまうじゃないか」「だから、ゲイの男として僕は、彼らの元に駆けつけて、サポートせずにただ座して見守ることなんてできないんだよ。どうなるかは分からない。でも行かなきゃならないんだ」
(BANG Media International)