ブルーのダンカン・ジェイムス破産宣告
ブルーのダンカン・ジェイムスが破産宣告を受けた。ダンカンはブルーのカムバック・ツアーを数週間後に控えながらも破産申告をしており、ロンドンの高等裁判所により先月12日に宣告を受けたという。この経済的困難は、同バンドの所有するブルーワールド社が今年5月に破産申請をしたことが元凶となっている。ある関係者は英ザ・サン紙に「あのバンドが経済的に苦しんでいる兆候はありませんでしたから、ものすごく驚きましたね。管財人からメンバーにかなりの金額を貸している債権者に手紙が送付されました」と状況を語っている。
ダンカンのバンド仲間ではあるアントニー・コスタもまた、2005年にバンドを解散して以来、経済的に困難な状況が続いていることを先日認めており、現在では週45ポンド(約7000円)で生計を立てているという。アントニーは当時、「ブルーとお金はずっと続くもんだと思って、完全にコントロールを失ってしまったんだ」と話していた。
一方でダンカンは、英ITV2 のテレビ番組『ザ・ビッグ・リユニオン』の人気が大きく影響して実現となった2009年のブルー再結成以来初となる大型ツアーでのパフォーマンスによる収入を期待しているようだ。
ダンカンとアントニーのほか、サイモン・ウェブとリー・ライアンのバンドメンバーは、10月から11月にかけてツアーを行う予定だ。
(BANG Media International)