ラグビーＷ杯イングランド大会１次リーグＢ組の初戦で、日本が過去優勝２回の強豪・南アフリカを３４－３２で撃破する大金星をあげた。日本代表の果敢な戦いぶりには、ラグビーファンや各国のメディアから称賛や驚きの声が上がった。

　「ハリー・ポッター」シリーズで知られるイギリス人女性作家Ｊ．Ｋ．ローリング氏は、自身のツイッターで、大会の公式ツイッターに掲載された試合終了の瞬間の写真と「ＵＮＢＥＬＩＥＶＡＢＬＥ！（※信じられない）」というつぶやきをリツイート。

　英メディアに“史上最大の番狂わせ”と表現された歴史的勝利に「こんな話は書けない…」とつぶやき、「格下（勝ち目のなかった）チームが引き分けを拒み、勝負に出て、最後の瞬間に勝利を手にした。こんなことが（小説の中ではなく）現実に起こるなんて」と驚きと感嘆の声をあげた。

　日本はロスタイム、入れば引き分けで勝ち点２を得られるＰＧを選ばず、勝ち点４を狙うトライに打って出て、見事、カーン・ヘスケスの逆転トライで勝利を手にした。