「ビッグ・リボウスキ」のデヴィッド・ハドルストン死去
「ビッグ・リボウスキ」などで知られるデヴィッド・ハドルストンが85歳で帰らぬ人となった。2日、肝臓と肺の疾患によってニューメキシコ州サンタフェの自宅で息を引き取ったことを妻サラ・コエッペがロサンゼルス・タイムズ紙を通じて発表した。
ブロードウェイミュージカルや数々の映画作品に出演してきたデヴィッドは、『ビッグ・リボウスキ』の中、ジェフ・ブリッジス演じるデュードとして知られる同姓同名の人物が自身と間違えられたことで暴漢らから誘拐されることを免れた、意地悪な車椅子に乗った役どころでその名を知られるようになった。
妻のサラはデヴィッドの最高の功績は1997年にブロードウェイで公演された『1776』のベンジャミン・フランクリン役であったとロサンゼルス・タイムズ紙に語っている。
デヴィッドは『ブレージングサドル』『クライム・バスターズ』、1985年作『サンタクロース』では主役のサンタクロースを演じた。
テレビ業界でも活躍していたデヴィッドの出演作には『ジェシカおばさんの事件簿』『私立探偵マグナム』『新スタートレック』『ザ・ホワイトハウス』『ギルモア・ガールズ』 『刑事コロンボ』などがあり、2009年に放送された『イッツ・オールウェイズ・サニー・イン・フィラデルフィア』のクリスマスエピソードでユージーン・ハミルトンを演じたのが最後のテレビドラマ出演作となった。
またクリスタ・アレンとタチアナ・アリ主演の2009年作『ロッカー13』が最後の映画出演作となっている。(BANG Media International)