ブリトニー・スピアーズ、元マネージャーとの法廷争いに遂に決着
ブリトニー・スピアーズが元マネージャーのサム・ラフティと100万ドル単位の和解金で決着がついたという。ラフティがブリトニーの過去のトラブル期の原因が自身にあるとしたブリトニーとその家族を名誉棄損で訴えたことで2009年から7年間にかけて法廷争いが続いていたが、先週になってやっと同意に至ったと報じられている。
複数の関係者はブリトニーがラフティに対して「数百万」を支払ったものの、裁判費用に生じた500万ドル(約5億円)には満たないと明かしている。
2012年には名誉棄損の訴えが一度は退けられていたが、ラフティが上訴し、来月にもロサンゼルスで審問が始まる予定となっていた。
ラフティは今年4月、カリフォルニア州控訴裁判所に提出した申請書類で「未払いの給料」についても求めているほか、ブリトニーが以前「薬物乱用」を患っており、その結果駐車場で眠ってしまうことさえあったとしていた。さらにラフティは「薬物使用を止める重要性」について説いていたものの、ブリトニーの家族はラフティがブリトニーに薬物を提供していたと主張していたとしている。そしてブリトニーがラフティにマネージャーを依頼した際、チームの構成を任せること、ブリトニーが薬物使用をやめることという2つの条件でその仕事を引き受けたとしており、ブリトニーの薬物使用をやめさせるために麻薬犬を連れてくるとさえ主張していたという。そしてブリトニーは薬物使用を止めると約束したにも関わらず使用を続け、状況がさらに悪化して駐車場で眠り込むまでに発展したことで2人の息子の親権を失うに至ったとされていた。
その書類によればブリトニーとラフティは、ブリトニーが元夫ケヴィン・フェダーラインと息子たちの親権争いの最中で、さらに両親との関係も途絶えていた2007年に出会っており、2008年にはブリトニーが精神科病棟に入院していた。その後ブリトニーは父ジェイミー・スピアーズと弁護士であるアンドリュー・ウォレット氏の保護下に置かれ、健康とキャリアを取り戻すために懸命に努力をしたことで今に至る。
(BANG Media International)