往年の人気バンド ブロスが28年ぶりに復活

 ヒット曲『ホエン・ウィル・アイ・ビー・フェイマス?』などで人気を博したブロスが28年ぶりに再結成する。マットとルーク・ゴスの兄弟から構成されるブロスは、1989年8月19日にロンドンのウェンブリー・スタジアムでの公演を最後に活動を終了していたが、来年同じ8月19日にロンドンのO2アリーナで復帰公演を行うという。

 マットは「ブロスとして最も記憶に残っているのは、ウェンブリー・スタジアムと僕達のお別れワールドツアーに間違いないね」「この2つは僕とルークだけだったからね。あのバンドのリードボーカルとして、僕の音楽的なつながりはいつもルークにあったんだ。ブロスはマットとルークだからね」と話し、ルークも「ブロスは30年間の僕の生活の一部にあったよ。すごく誇りに思っているんだ。僕らにとって最大のショーは、ブロス・イントゥ・サマーのウェンブリー・スタジアムだったよ」と続けた。

 ブロスは1987年から1992年にかけての活動の中で、ウェンブリーで19公演を行ってきており、当時同会場のヘッドライナーを務める最年少のバンドとなっていた。

 『ホエン・ウィル・アイ・ビー・フェイマス?』のほか、『アイ・オウ・ユー・ナッシング』などのヒット曲を輩出したほか、『プッシュ』『ザ・タイム』『チェンジング・フェイシズ』の3枚のスタジオアルバムを発表した。活動終了後もベストアルバムをリリースしており、2011年2月にも『アイ・オウ・ユー・ナッシング‐ベスト・オブ・ブロス』を発表していた。

 ブロスはチャートでの位置づけが下降線をたどり始めた1992年、ルークの決断により解散に至っており、以前マットは当時の心境について「僕たちはお互いから休みを取る必要があると感じたんだ。ルークは今でも僕の最高の親友の1人だよ」と説明していた。

 その後、マットはラスベガスで歌手としての位置を確立し、シーザーズ・パレスで長期公演を行ってきた一方、ルークは演技の世界に踏み出し、『ブレイド2』『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』などの映画やテレビドラマ『フランケンシュタイン』などで活躍してきた。

 ブロスには1989年に脱退したクレイグ・ローガンというメンバーもいるが、今回の再結成には参加しないようだ。(BANG Media International)

関連ニュース

編集者のオススメ記事

海外スターバックナンバー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス