マリリン・モンローの有名ドレス、5億円超で落札
マリリン・モンローの有名なドレスが480万ドル(約5億3000万円)という記録的な金額で落札された。そのドレスは、1962年にマリリンがニューヨークのマディソン・スクウェア・ガーデンでジョン・F・ケネディ米大統領のために『ハッピーバースデー・ミスター・プレジデント』を歌った際に着用していたあの有名な衣装だ。このパフォーマンスの数か月後、マリリンは薬物の過剰摂取によりこの世を去っている。
オークションは17日にロサンゼルスのジュリアンズ・オークションズで行われ、博物館チェーンのリプリーズ・ビリーブ・イット・オア・ノットが同オークションのドレス取引史上最高額で落札した。
同博物館チェーンのエドワード・マイヤー副社長は、このドレスを「ポップカルチャーを象徴する最も象徴的なアイテム」と称し、ドレスはまず同チェーンのハリウッドにある博物館に展示され、その後世界の系列博物館を巡回する可能性が濃厚のようだ。
ジュリアンズ・オークションズのエグゼクティブ・ディレクター、マーティン・ノーラン氏は「このドレス、このストーリー、この重要な時は、歴史が刻まれた瞬間を表しています。このオークションは、マリリン・モンローがなぜアイコンとしてあり続けているのかを再び世界に示すことになるでしょう」とコメントしている。
今回ドレスとしての最高額がついたが、これまで記録を保持していたドレスもマリリンのものだった。映画『七年目の浮気』でのスカートがめくれあがる有名なシーンで着ていた白のドレスは、2011年に460万ドル(約5億3000万円)で落札されていた。
(BANG Media International)