カーリー・クロス、 芸者テーマの撮影参加を謝罪
カーリー・クロスが米版ヴォーグ誌による芸者をテーマにした撮影に参加したことを謝罪した。「多様性」をテーマとした同誌の3月号の中で、カーリーが芸者をテーマとしたドレスを身にまとったり、相撲力士に扮した男性と共演するなどのイメージが掲載されているが、その内容に対して自身が属していない文化を安易にファッション化した「文化の盗用」であるといった声や、白人モデルではなくその文化を体現する本物の日本人を起用しないのはなぜかなどと批判が寄せられたため、カーリーがソーシャルメディアで謝罪した。
カーリーは自身のツイッターに「これらのイメージは私が属していない文化を盗用しています。文化的な配慮がなかった撮影に参加したことを心よりお詫び申し上げます」「私のゴールは引き続き、女性の地位を向上させ、女性をインスパイアすることです。将来の撮影やプロジェクトでは、そのミッションを反映することを確実にしていきます」と謝罪文を掲載した。
「文化の盗用」においてカーリーが批判を受けたのは今回が初めてではない。2012年にヴィクトリアズ・シークレットのファッションショーでアメリカ先住民インディアンの頭飾りをつけて登場した際にも、カーリーは批判の的となっていた。カーリーは当時、その衣装によって気分を害した人々に向けて謝罪していた。
(BANG Media International)