紗綾「手足が倍に」デング熱から復帰

 デング熱に感染し入院していたタレントの紗綾(20)が11日、東京・銀座松屋で開幕した「リサ・ラーソン展」を訪れ、仕事復帰した。笑顔ですっかり回復した様子を見せたが、会見では「手の平や足が倍くらいに腫れて真っ赤になった。痕が残らないか不安だった」と入院中の心境を語った。

 ワンピース姿で報道陣の前に姿を見せた紗綾は、病気前と変わらない様子で「もう元気になって、張り切ってきました」とニッコリ。突然見舞われたデング熱の恐怖を「蚊は嫌いです」の言葉にこめながら、経緯を説明した。

 先月21日に、レギュラー出演するTBS系情報番組「王様のブランチ」のロケで、代々木公園で昆虫採集をした際に両足だけで33カ所、蚊にさされた。

 その後、特に症状は出なかったが、26日未明に突然40・2度の高熱に襲われ病院へ。解熱剤を飲んだが改善しないため、30日に再び診察を受けると、デング熱と診断され、即入院となった。

 「ひどい高熱と、目の奥が痛くて、頭痛もひどかった。吐き気と寒気もすごくて、羽毛布団にくるまって寝ていた」と紗綾。入院後3日間で動けるまでに回復したが、その後は発疹がひどくなり、手足の毛細血管が内出血して真っ赤に腫れ「痛みとかゆみがすごくて氷枕で冷やしていた」という。

 今月5日に退院、その後は自宅静養しており、この日が初の公の場となった。報道陣から自慢のFカップバストへの変化を聞かれると、「スタイルは変わりません。大丈夫です」と答えた。

 「本当につらかったので2度とかかりたくない。次にかかると死に至る危険性もあるデング出血熱になる恐れもあるそうなので、虫よけをしっかりして、蚊がいそうなところはいかないようにしている」と話し、「皆さんも長袖長ズボンで肌を守って下さい」と呼びかけた。

 関係者によれば、入院などで3本の仕事をキャンセルしたという。

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