鶴瓶、落語会で女性客心停止…後に蘇生
落語家・笑福亭鶴瓶(63)が20日、大阪・なんばグランド花月で上演された吉本新喜劇・池乃めだか(72)の芸能生活50年記念公演「ちっさいおっさん大祭り」にゲスト出演した。
池乃とのトークの中で、鶴瓶は最近開いた落語会の途中で、観客の女性が心臓が止まって倒れる出来事があったことを明かした。
「この前、落語会やってたらね」と切り出した鶴瓶によると、高座の最中に6列目に座っていた高齢の女性が倒れたといい「おばあちゃんが、ドーンとなって、第1発見者は(向かい合ってる)オレや。『救急車、救急車!』って叫んだら、皆、落語やと思っとんねん」と振り返った。
そこで鶴瓶は立ち上がり「倒れてる!」「お医者さんいますか!」と呼びかけたところ、居合わせた医師が女性をみて「AED!って」と叫んだという。
「心臓止まってたんや。もう祈るような気持ちですわ」と、医師の措置を見守っていたところ、心臓が動き出したそうで、鶴瓶は「オレの落語聞いて死なれたら、生涯できひん。あの人の落語聞いたら…とか言われるし」と、ホッとしたがゆえのボヤキ節を繰り出し、笑いを誘った。
担架で運ばれる女性から「ごめんね、迷惑かけて」とわびられたという鶴瓶。後日、女性の家族に見舞いの電話をかけ、診断結果を聞いたところ「強いストレスだそうです」と知らされたそうで「なんでやねん!」と突っ込んでいた。