武田双雲氏、発達障害の可能性を告白
書道家の武田双雲氏が3日、「たぶん僕は今で言うと精神の病気?」のタイトルでブログを更新し、自身が発達障害の可能性があることを明かした。
ブログの冒頭に、ネットに掲載された発達障害のニュースを引用し、「んで、たぶんぼくもADHD。度合いはわかんないけど」と、ADHD(注意欠陥・多動性障害)の可能性があると告白した。
ADHDは不注意、多動性、衝動性という症状がある。生活面においては、片付けができなかったり、時間の管理が苦手で、忘れ物や紛失物が多い。さらに仕事面でもケアレスミスが目立つ。
双雲氏も学生時代はイスを作る授業で、まったく作れずイスが完成しなかったことがあった。さらに「裁縫がまったくできない、何度頑張っても三角おにぎりや箸がちゃんと握れない、黒板の文字がすぐにゲシュタルト崩壊していく」など、その症状を挙げた。
それでも今は、日本を代表する書道家として大活躍の武田氏は、「学校では人と合わなかったけど、両親やまわりにそれをよい個性と受け入れてくれる人がいて恵まれてよかったなぁと思う」と、周囲が暖かく見守ってくれたことが、今の自分を作ってくれたと感謝の気持ちをつづった。