西田敏行 涙の仕事復帰「ただいま」
頸椎(けいつい)亜脱臼の手術を受けて入院中に、新たに胆のう炎を発症して摘出手術を受けた俳優・西田敏行(68)が3日、大阪市内で行われたABC「探偵!ナイトスクープ」(金曜、後11・17)の収録で本格的に仕事復帰した。
約2カ月ぶりの公の場。観客に「おかえりなさい」の合唱で迎えられると西田は目に涙を浮かべ「ただいま。今日という日を迎えられて、本当にうれしいです」と頭を下げた。
ニット帽をかぶり、口ひげをたくわえており「手術してからひげを剃ってなくて、頭も剃髪しましたのでこんな姿です」と説明し、帽子を指し「SMAPの中居くんみたいでしょ?」とニヤリ。番組冒頭では「私が局長の西田リハビリテーション敏行です。あと15年は稼がせてもらいます」とあいさつして、笑いを誘った。
西田は4月19日に頸椎亜脱臼の手術を、5月12日に胆のう摘出手術を受けた。現在もリハビリを兼ねて入院中だが、来週に検査を経て退院する見込み。