歌舞伎俳優・市川海老蔵（３６）の都内の自宅にワゴン車が突っ込む事故が１９日、起こった。海老蔵がブログで報告して明らかになったもので、当然ながら報道陣が殺到した。自宅前で取材に応じた海老蔵は、けが人がなかったことにひと安心。驚きつつも「宝くじ買ってみます」と“当たり”を前向きにとらえていた。

　警視庁目黒署によると事故が起きたのは１９日午後１時で、自宅の車庫にワゴン車が突っ込み、シャッターが５０センチほどぐにゃりとゆがんでしまった。

　発生時、海老蔵はスポーツクラブでサウナに入っていたが、自宅から連絡が入り大急ぎで帰宅。運転手の連絡先を聞き、駆けつけた警察官にも対応した。直後にはブログで「大事件」と題して報告。「車つっこんできて…車庫破壊…車乗れず…本当迷惑…本当にきついっす…」と嘆いた。

　自宅前で取材に応じた海老蔵によると、運転手は４０代くらいの男性で、車はレンタカー。借りたばかりだったため運転に慣れておらず、自宅前で方向を変えようとした際に誤ってブレーキとアクセルを踏み間違え、事故を起こしてしまった。けが人は無く、単なる物損事故として処理された。運転手は平身低頭で、対応したのが海老蔵だったことに驚いていたという。

　車庫はシャッターが動かくなってしまったため自家用車を出すことができない状態で、海老蔵は「タクシー移動になるでしょうね」と、わずらわしさにげんなり。ただ、役者にとって“当たり”はゲンのいい言葉だけに「宝くじ買ってみます」と、何とか前向きにとらえていた。