巨人・白石オーナーが賭博不祥事を謝罪

 12球団のオーナー会議が18日、都内で行われ、巨人・白石興二郎オーナー(69)が一連の野球賭博問題について謝罪した。野球賭博行為に関与した福田、笠原、松本竜の3投手に対し、NPB(日本野球機構)が10日に無期の失格処分を下した。白石オーナーは指導力不足を認めた上で、再発防止を徹底することも伝えた。

 沈痛な面持ちだった。巨人・白石オーナーは各球団トップの前で、「当球団の3選手による野球賭博の不祥事でオーナー、球団、NPBにご迷惑をおかけしました。心からおわびします」と謝罪した。

 会議の大部分は野球賭博問題の報告と意見交換に費やされた。オリックスの宮内オーナーは「情けない。なんでそんなことをするのか」とあらためて憤り、DeNAの南場オーナーも「子どもたちに夢を与える立場。選手としてあってはならないこと」と厳しく言った。

 巨人では3選手以外にも、賭けポーカーや賭け麻雀が行われていた実態も明らかになった。白石オーナーは今後に向け、「当球団としても規律委員会等を設立し、選手にもきちんとした倫理、モラルの確立を図るべく、指導を徹底するつもりです」と語った。これを受け、熊崎コミッショナーは「各球団ともこの件を対岸の火事と思わず、当事者意識を持って一致継続して再発防止に努めてほしい」と、11球団へ要望した。

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