高木京懺悔…涙で明かしたB氏への恐怖

 野球賭博行為への関与が発覚した巨人・高木京介投手(26)が9日、都内の球団事務所で会見を開いた。ファンや関係者を裏切った行為を悔やみ、涙ながらに謝罪。これまで事実を公表しなかった背景を明かし、賭博常習者のB氏に対する恐怖心も口にした。一連の問題で、関与が発覚した選手が公の場で会見するのは初めて。巨人は10日に野球協約で定められているコミッショナーへの告発を行うと発表した。

 後悔の念が、涙となってあふれ出た。ひとり、会見場に姿を見せた高木京。声を震わせ「巨人軍の関係者の皆さん、選手の皆さん、小学校から野球をやってきて携わってくれた関係者の皆さんを裏切ってしまい、本当に申し訳ありませんでした」と、頭を下げた。

 8日に自身の関与を球団に告白。野球賭博問題の新事実が白日の下にさらされ、渡辺恒雄最高顧問ら球団のトップ3が辞任する事態となった。一夜明け、ファンや関係者に謝罪するとともに、自らの口で真実を伝えたいと会見の場に立った。

 高木京は14年4月~5月まで元同僚の笠原将生元投手を通じて野球賭博行為に関わったが、昨年10月に問題発覚後は球団の調査に対して関与を否定。その理由については、賭博常習者のB氏と新宿の飲食店で会い、「『君が笠原に名前を貸していたことにしよう』という打ち合わせがあり、そこで安心してしまった」と、保身に走った心境を打ち明けた。

 その後、2月にNPBの講習を受けてから笠原元投手を通じてB氏との関係を断ち切ろうとしたが、連絡は途絶えなかった。B氏への印象に変化が出始め、「すごい怖い人だと実感しました」と追い詰められていたという。

 2月29日に週刊文春の取材をきっかけに、球団が高木京の聴取を開始。当初、口裏合わせをした通り虚偽の説明をしていたが「ウソを突き通すのは限界と思い、奥さんと両親に相談し、真実を言うことを決心しました」という。話が家族へ及んだ時、声の震えが止まらなくなった。

 8日に事実を公表後も高木京と家族のもとにはB氏、笠原元投手から電話がかかってきているが、出ていないという。いくら悔やんでも後戻りはできないが「今後のことはまだ分からないが、まずは野球賭博をやってしまったことを反省し、受け止めて前に進みたい」と、神妙に語った。

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