海老蔵 ’10年の暴行事件を語る
歌舞伎俳優・市川海老蔵(38)が29日、読売テレビ(大阪)の夕方のニュース番組「かんさい情報ネット ten.」のインタビュー企画に登場。2010年11月、飲食店でトラブルになり全治2カ月のケガを負った事件を振り返り、「敵が多かったんだな」ということに気付かされたことを明かした。
5歳で歌舞伎俳優としてデビューした海老蔵は「5歳からやってると、生意気なんですよ」と過去の自分を客観視。中学生のころには大人にも反発するやんちゃな少年時代だったという。
暴行事件、そして9カ月の謹慎を振り返り「良い経験をしたと思ってる」と海老蔵。当時、休みもなく、ハードなスケジュールをこなしており、「正直、歌舞伎とか止(と)めたかった、ストップさせたかった、っていうのはありますね」と告白し、「それを自分が引き寄せちゃったのかな~。ボチボチ大きく休みたいなあ、って(思ってた)」と明かした。
事件で改めて気付いたこと、として「改めて市川海老蔵ということを俯瞰(ふかん)してみると、敵が多かったんだな、ということは理解しますね」と話し、「ああいうことがあると、本当の友達、本当に付き合ってくれる人が分かりますよね」としみじみ語っていた。