慎吾ソレイユ特命大使!パクリも公認
SMAPの香取慎吾(36)が世界的エンターテインメント集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」の特命大使に任命された。2010年に続く2度目の大役。初めてカナダ・モントリオールにある本社を訪ねた香取は、来年2月から日本で開催されるスーパーサーカス「オーヴォ」の魅力を国内で広める「オーヴォ特命大使」を託された。
大ファンだった「シルク‐」からの再要請に興奮を抑えきれなかった。任命式出席のため訪ねたモントリオールの本社で、同社のダニエル・ラマール社長(60)から香取用の名刺を受け取った香取は、「よく僕を選んでくれた。2014年の香取慎吾も安泰!!」と大はしゃぎした。
香取は10年にシルクのショーである「クーザ」の特命大使に就任。当時の写真を社内に飾ってほしいとお願いすると、社長は快諾。所属アーティスト以外の写真が初めて本社に飾られることに。
すっかりシルクの一員となった香取は、SMAPのコンサート演出のヒントをシルクから得ていることも社長に告白。「ちょいちょい、パクってますが大丈夫ですかね?」と確認すると、社長からは「シルクの一員ですので」と許可を取り付けた。
本社訪問は夢のような時間だった。トレーニング施設では「オーヴォ」で使用されるトランポリンで高さ8メートルの壁にジャンプするパフォーマンスを体験。衣装などを作る工房見学では、SMAPのコンサートで使用したい生地を見つけ、「こんなやり方があったんだ」と瞳を輝かせた。
訪問を終えた香取は本社の印象を、「ジャニーズ事務所みたい」と振り返った。世界的エンターテインメント集団の裏側に迫り、「SMAPとしてやりたいことが膨らんだ。これから先、どのくらい上を目指すことができるのか」と気持ちを新たに。シルクからアイデアを膨らませた香取が、結成25年を迎えた国民的グループをさらに進化させていく。