今年デビュー１０周年を迎える関ジャニ∞が、テレビ朝日系「熱闘甲子園」のテーマソング「２０１４ＡＢＣ　夏の高校野球応援ソング」を担当することが１７日、分かった。楽曲は高校生から歌詞のフレーズを募集。オーディションで選ばれた高校生スペシャル管楽器隊がレコーディングした音楽に関ジャニが歌を吹き込む。高校生との初コラボで作り上げる応援ソングで、夏の高校野球を盛り上げる。

　夏の甲子園に向け、関ジャニ∞と高校生による夢プロジェクトが動き出す。

　普段から元気いっぱいに周囲を盛り上げるメンバーの姿が、スタンド席で選手を鼓舞する“応援団長”と重なることから、ジャニーズで初めて高校野球の応援ソングを担当することが決定。高校生の熱い思いも一緒に届けようと、初のコラボも実現する。

　高校生から応援ソングの歌詞フレーズと演奏メンバーを募集する企画に、メンバーの錦戸亮（２９）は「すごくリアルな言葉が出てくるんじゃないかな。どうなるのか想像もつかないから、それが逆に楽しみ」と期待。作詞・作曲や曲調は未定ながら、集まった歌詞からメンバーがタイトルを決める。

　関西出身のメンバーだけに、甲子園と関わる企画に顔もほころぶ。少年時代に甲子園で練習をして土を持って帰ったことがあるという横山裕（３２）は、「この曲が『一生、心に残る曲』になってくれたら嬉しい」。これまでに歌手・藤井フミヤ（５１）やウルフルズらが手掛けた応援ソング完成を心待ちにした。

　甲子園近辺に住んでいた安田章大（２９）は「高校野球の歓声をよく聞いていました」と地元の大イベントを待ちわびながら、「青春を全うしてください。ファイト！」と球児にエール。メンバーの熱い思いも込めたコラボ曲が球児の熱闘を後押しする。