嵐・相葉、フジ“月9”初出演で初主演
嵐の相葉雅紀(32)が、4月スタートのフジテレビ系ドラマ「ようこそ、わが家へ」(月曜、後9・00)で“月9”に初出演・初主演することが1日、分かった。原作は「半沢直樹」シリーズなどの人気作家・池井戸潤氏(51)の同名小説で、月9史上初となるサスペンスタッチのホームドラマ。2年ぶりのドラマ出演で売れない商業デザイナー・倉田健太を演じる相葉は、ストーカーの標的となる衝撃的な役どころに挑む。
フジテレビ系「ラストホープ」(2013年1月期)以来のドラマ出演となる相葉は「『月9』という子供のころから親しんできた枠で今回、池井戸さん原作のサスペンスタッチのドラマという形で参加させていただけることに、大変驚いていますが、とても光栄に思います」と喜んだ。
原作小説は「池井戸作品史上、最弱のヒーロー」と話題になり、累計発行部数50万部を突破。「半沢直樹」「ルーズヴェルトゲーム」「花咲舞が黙ってない」と数々の小説が連続ドラマ化されてヒットしてきた池井戸作品を、フジが今回初めて連ドラ化した。
ストーカーの恐怖と企業の謀略に立ち向かう家族の姿を描いた作品で、相葉が演じるのは“ストーカー被害”に遭う家族の、意気地なしの長男。割り込み乗車をしようとした男性を注意した日を境に嫌がらせが起こる発端で、相葉は「脚本を読んだ時は鳥肌が立ちましたし、ハラハラドキドキしました。きっと、どのご家庭にもあり得る、誰からも遠くない話だと思います」と語る。
父親役は7年ぶりの月9となる寺尾聰(67)、妹役は有村架純(21)、母親役は月9初出演でフジの連ドラレギュラー出演も実に25年ぶりの南果歩(51)に決まった。
寺尾、南と初共演の相葉は「すてきな役者の方々とご一緒できることを光栄に思い、手を取り合って素晴らしいドラマにしたい」と気合。豪華な“家族”と新たな月9をもり立てることを誓った。