関ジャニ錦戸“半平太”現代を斬る!

 関ジャニ∞の錦戸亮(30)が10月スタートのテレビ朝日系ドラマ「サムライせんせい」(金曜、後11・15、一部地域を除く)に主演し、幕末の志士・武市半平太役で初めて歴史上の偉人を演じることが31日、分かった。漫画家・黒江S介氏が手掛けた同名漫画の初実写化で、現代にタイムスリップした侍が日本を斬る物語。2010年公開の初主演映画「ちょんまげぷりん」以来、2度目の侍役に、意気込んでいる。

 幕末の土佐藩で尊王攘夷(じょうい)論を唱え、志士たちを率いたリーダー的人物・武市。錦戸は、「信念を曲げない強さがある。そんな魅力をええ感じのあんばいで出していきたい」と宣言した。

 ドラマは、タイムトリップによって武市が学習塾の先生となる和製SFコメディー。ギャルが“山賊”に見えるなど時代のギャップが生み出す笑いを交え、日本を痛快に斬っていく。

 錦戸は主演映画「ちょんまげぷりん」でタイムスリップした侍を演じ、TBS系ドラマ「ごめんね青春!」(14年)では先生役を好演。高知を舞台にした映画「県庁おもてなし課」(13年)では土佐弁にも挑戦している。

 過去の経験が生きる形になるが、「前やったからという感覚はない。サムライやるのも先生をやるのも。『ちょんまげぷりん』から、どれくらい変われるかは僕なりの挑戦」と気合を込める。

 武市と言えば、NHK大河ドラマ「龍馬伝」(10年)で俳優・大森南朋(43)が演じたことが記憶に新しいが、「『錦戸の武市はなかなか良かったな』と言われるようにしたい」と反響を楽しみにしている。

 ちょんまげ姿も初公開。「ナシではないかな」とまんざらでもない様子で「真ん中のラインのタイト具合がいい。武市っぽくて粋」と手応えを口にした。

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