岡田&榮倉 感動のキスシーンの先は…
V6の岡田准一(34)が10日、都内で主演映画「図書館戦争 THE LAST MISSION」の初日舞台あいさつを行い、続編に意欲を燃やした。本の自由を守る「図書隊特殊部隊」の活躍を描く人気SF小説の劇場版第2弾で、配給元は「興収30億を目指せる大ヒットスタート」と発表。主人公たちの恋の進展について岡田は「次ね」と期待、さらなるシリーズ化の可能性を予感させた。
「LAST」と銘打たれてはいるが、壇上の誰もがそう思ってはいないようだった。
今作は岡田演じる図書隊特殊部隊の上官と、ヒロインで部下役の榮倉奈々(27)のキスシーンが見どころの一つ。福士蒼汰(22)が「大号泣しちゃって、みんなにメールしました」と明かすように、クライマックスの感動シーンに仕上がった。
不器用な恋模様を展開する2人について聞かれると、岡田は動揺を隠せず。小説では結婚まで話が進んでおり「原作では、この先グイグイいくんですよ。相当ハードルが高い。だから次、ね」と苦笑い。佐藤信介監督(45)は「そのへんに切り込んでいきたい」と続編での“ラブラブ構想”を明かした。
前作から積み上げたチームワークの良さを示すように、福士が栗山千明(30)を“エスコート”する一幕も。栗山は8月25日に右足複雑骨折で全治2カ月の重傷を負い、手術していた。術後初の公の場で福士に支えてもらいながら登壇し「壇上に上がれてうれしく思います」と喜んだ。
第1作は興収17・2億円。配給の東宝は午後1時時点で前作対比160%の動員を見せているとして、今作を「30億を目指せるスタート」とした。今後も数字に後押しされれば、岡田と榮倉の“結婚”が近づくかもしれない。