お笑いタレントの明石家さんまが４日深夜に放送されたＭＢＳのバラエティー番組「痛快！明石家電視台」に出演し、とある番組の生放送中、盛り下がった場面でＳＭＡＰ木村拓哉から「おじき、行けっ！」と指示をされて盛り上げに行ったことを明かした。

　同番組では「後輩芸人が語る森脇健児へのグチ」として、お笑いトリオ・安田大サーカスの団長安田が同じ事務所の先輩、森脇の失態を述べた。

　安田は「一昨年前ですかね…」と振り返り、日本テレビ系の「さんま＆ＳＭＡＰ／美女と野獣のクリスマススペシャル」での珍事をあげた。さんまとＳＭＡＰが共演する生放送でゲストに大竹しのぶ、森脇が登場。安田は「この世のものと思えないほど」森脇がすべったことを訴えた。

　森脇は「さんま＆ＳＭＡＰ」出演時、「中居正広さんに文句がある」というテーマで登場。安田は、森脇が戦闘モードで現れるかと思いきや「感謝、感謝。こんな番組に出してもらって」と両手を合わして中居に繰り返し礼を述べた。

　「文句がある」というテーマとはあまりにかけ離れた行為。安田によると、さんまがたまらず「中居に文句あるんやろ。それを言わんかい！」と森脇をたきつけたが、それでも森脇は「感謝」と繰り返したという。

　さんまは「あの時のことは今でも木村としゃべる」と鮮明に覚えていることを明かした。中居と森脇を信頼して一歩引いて見守っていたところ、森脇の振る舞いに木村が危機を感じ、「行けっ！」と隣に座るさんまに膝をぶつけてきたという。「おい、おじき、行けっ！」とさんまを“おじき”と呼んで番組を盛り上げるように指示。

　さんまは「おれはもう犬みたいに（立ち上がって）」と森脇に注意しに行ったという。