NMB近藤里奈卒業「女優という道に」

 NMB48の近藤里奈(18)が15日、大阪・NMB48劇場で行われたチームMの公演で卒業を発表した。

 アンコールの後のあいさつで、仲間に促されて前に出ると、すぐに涙が頬を伝った。「今後は違うことを追いかけていこうと思い、(NMB48で)5年ということで卒業を決断しました」と涙声で切り出した。

 卒業後の活動については「まだ決まっていないが、ずっと夢だった女優という道に向かって頑張っていきたい」と明かした。

 昨年9月に卒業を発表した小谷里歩(21)、同10月に発表した門脇佳奈子(19)に加え、またも第1期生としてグループを引っ張ってきたメンバーが卒業する。卒業公演は1月27日。卒業公演までわずか12日という日程での発表に、開場からは「早い!」と嘆く声が聞かれた。

 「この5年間、悔しいこともたくさんあった。でもみなさんの手紙やコメントを読んで支えられた。残り少ないですが、思い切り楽しみましょう」と最後は笑顔で締めくくった。

 近藤は10年10月、第1期生としてNMB48に加入。11年1月1日に公演デビューした。3月に「チームN」入りし、14年2月の大組閣でチームMへ移籍した。

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