第20回 内木志「楽器」(下)
NMB48・チームNの副キャプテンを務める「けいっち」こと上西恵が、毎週ゲストを迎えて“若者代表”としてオピニオンを展開するコーナー。こちらでは、紙面で掲載しきれなかった「こぼれ話」を大特集。記者の質問も交えて、実際の取材現場を再現します。今回のゲストは「ここちゃん」こと内木志。紙面のテーマは「楽器」でした。
-お2人は、同じ滋賀出身ですが、チームも別ですし、あまり一緒に活動することは…
け「あまりなかったですね。一度一緒に取材受けたことはありますけど…」こ「でも、休みの日に一回、会ったことありますよね(笑)」
け「そうそう。住んでるところは全然違うのに、たまたまアウトレットでね(笑)」
-内木さんは、上西さんのことは知っていたと思いますが、どういう印象でしたか?
こ「もちろん知ってました。メッチャきれいな人やな~って思ってましたね。あと、ずっと選抜にも選ばれてらっしゃったから、すごいんだなって。で、入ってお会いしてみたら、思ったより身長が低くてびっくりしたんです(笑)。すごいオーラがあったから、もっと大きいのかと思って…。あと、性格も本当に優しくて、いい先輩やなって思ってます」
け「うれしいな~(笑)。ドラフト会議に行ったときも、滋賀の子やから注目してたし、メッチャかわいいし…。チームNの中でも、候補に挙がってたんですよ。かわいいなっていうことで。B2が指名したときは、入ったら絶対にしゃべりに行こうって思いました」
-しゃべってみての印象はどうでしたか? け「メッチャおとなしいというか…。でも1回、滋賀で『イナズマロックフェス』に一緒に出たんですけど、初めての曲でも頑張って着いてきてて、すごいなって思いました」 -ドラフト時の資料には、どんなことが書いてあったんですか? け「バレエをやってたから、ダンスの評価も高かったし…、とにかく真面目っていう感じでしたね。あと、すごい起用やなって思います。DMM配信で見たときも、初めてとは思えない感じだったし」 -内木さんは以前、何かのオーディションで名古屋代表になったとうかがいましたが。 こ「雑誌のティーンズモデルみたいなやつだったんです。オーディションはたくさん受けて、経験はあったんですけど、アイドルっていうのはあまりなかったので、やっぱり大変でしたね。人見知りで恥ずかしがり屋なんで、人に見られるのは緊張しました」 -人見知りの方が多いですが、人見知りなのに人前に出る仕事を選ぶというのも…。 け「そうなんですよね~」こ「この1年で、だいぶ慣れたと思います。先輩方とも仲良くなれましたし」
け「特に誰と仲がいい?」
こ「かなきち(門脇佳奈子)さんですね」
け「あ~。優しいもんな~」
こ「メッチャ優しいです」
-B2というのは、しっかりした大人タイプとやんちゃな子どもタイプに分かれるのかなという印象なのですが、内木さんのようなタイプは珍しいですか け「そうですね。“天然記念物”って感じで(笑)。ピュアそのものですよね」こ「そうですか?(笑)」
け「でもNMBには合ってるのかな。NMBって、自分たちでも『何でこんなに仲いいんやろ?』って思うぐらい、全体的に仲いいんですよ。もちろん、ただ仲いいだけじゃなくて、関西人が多いから、言うときはすごい勢いでバーッて言ったりしますけど(笑)」
こ「私もやっぱり、NMBに入ってよかったなって思います。第1希望でしたし…。指名していただいたときは、素直にうれしかったですね」
-ドラフト生は、今でも皆さん仲がいいんですか? こ「仲いいですね。やっぱり同じ苦しさも乗り越えてきたので…。選ばれるまでの間は、結構大変でしたね。特に合宿が…。精神的にも、体力的にも。精神的にはやっぱり、選ばれるかどうかの不安と、あとは先生が怖くて(笑)」け「怖そう~(笑)。NMBも最初、あいさつのこととかでスタッフさんに部屋に呼ばれて、1人ずつ怒られたりしましたけど、今はそれが身になってるし、愛情をもって接して下さるんで」
-上西さんから見て、内木さんの意外な部分などは…。 け「そうですね…。とにかく穏やかというか、天然というか(笑)」こ「よく言われます(笑)」
け「よく1人でポケーッとしてるところを見かけるんです。そこがまたかわいいんですけどね。あまりNMBにはいないタイプというか…。一度、口が悪いところとか見てみたいですね(笑)」
こ「素でこんな感じですけどね(笑)。テンションが上がるときは上がるんですけど、あまり落ち込んだりはしないタイプですね…」
-逆に、内木さんから見た上西さんの印象は? こ「やっぱり優しいですね。思った通りでした」 -内木さんは入って1年ですが、これからやりたいことなどは? こ「料理が得意なんで、料理系の仕事がしたいですね」け「そうらしいね~。何でも作れるん?」
こ「レシピとか見ればなんとか(笑)」
け「そうなんや~。私、子どものころに料理を手伝ったらお母さんにいろいろ怒られて、ムカついてから料理あまりしなくなった(笑)」