Glee出演俳優急死 薬物依存症公表も
米FOXテレビの人気ドラマ「Glee」にフィン役で出演していたカナダ出身の俳優コリー・モンティスさんが13日、カナダ西部バンクーバーのホテルの部屋で死亡しているのが見つかった。31歳。死因は不明。共演者らが「私の心臓は張り裂けそう」「こんなに若くて才能のある男が死んでしまうなんて、なんてなんて悲劇なんだ」とコメントするなど、ハリウッドに衝撃が走っている。
ABC、ピープル誌(電子版)など米メディアが大々的に報道している。
モンティスさんは、6日にホテルにチェックインし、亡くなった13日にチェックアウトする予定だった。予定時間を過ぎてもチェックアウトしないため、ホテルの従業員が部屋に行き、遺体を見つけた。地元警察によると、モンティスさんは12日夜に友人らと外出し、13日未明にホテルの部屋に戻ったという。
モンティスさんは、高校の合唱部を舞台にして日本でも大ヒットした「グリー(Glee)」に主役級で出演した人気俳優。広報担当者は今年4月、米メディアの取材に対し、モンティスさんが薬物への依存症の克服のため、ためリハビリ施設に入所したことを公表していた。
31歳という若さでの突然の死に、クリス松村は自身のブログで「信じられないニュース…信じたくないニュース。『グリー』ファンとして、耐えがたい悲しみでいっぱいです。彼がいなければ、ドラマ『グリー』の社会現象的ヒットはなかったかもしれません。グリーの星、フィン…ショックです。ご冥福をお祈り致します。」と哀悼コメントを寄せた。