「ガロ」堀内護さん胃がん死去 65歳
ヒット曲「学生街の喫茶店」で知られる3人組フォークグループ「ガロ」のメンバーだったミュージシャンの堀内護(ほりうち・まもる)さんが9日午前3時9分、胃がんのため東京都内の病院で死去した。65歳。葬儀・告別式は近親者で行った。
公式HPでは「ここ数ヶ月の短い闘病生活ではございましたが、思いのほか病魔の進行が早かったために手当の甲斐なく、永眠致しました」とコメント。「安らかに眠るような旅立ちでした」と報告した。
1970年に故日高富明さん、大野真澄と「ガロ」を結成。マークの愛称で親しまれた。72年に「学生街の喫茶店」が大ヒット。76年の解散後は一時音楽活動から離れたが、2007年にソロで本格復帰。昨年9月にグループ解散以来37年ぶりのアルバム「時の魔法」を「マークfrom GARO」名義でリリースした。
10月14日には都内で加橋かつみのライブに参加し、元気な姿を見せていたが、その後、体調を崩し、以降は予定していた公演をキャンセルしていた。