演劇プロデューサーの古川清さん死去
演劇プロデューサーで、「ミス・サイゴン」、「レ・ミゼラブル」などの制作を担当した古川清氏が、20日に間質性肺炎のため死去していたことが21日、わかった。過去に所属していた東宝が発表した。
古川氏は、昭和初期に活躍した喜劇俳優・古川ロッパの長男として生まれ、1966年、東京・帝国劇場の開場当時からプロデューサーとして舞台制作を手がけた。1970年には「風とともに去りぬ」を原作としたミュージカル作品「スカーレット」を担当。その後も「シカゴ」、「レ・ミゼラブル」、「ミス・サイゴン」などの人気作を担当した。
葬儀・告別式は近親者のみで行われる。喪主は妻・那珂子さん。