広島・宮脇寮長が死去 63歳

 ロッテと広島で投手としてプレーし、広島球団の育成部大野寮長だった宮脇敏さんが8日午前、病気のため死去した。63歳だった。通夜は9日の午後6時から、告別式は10日午前10時から、廿日市市串戸1の7の20、廿日市葬祭会館で営まれる。喪主は妻・桂子さん。

 丸亀商から社会人・大倉工業に入り、71年度ドラフト2位でロッテに入団。74年に広島へ移籍し、78年限りで現役を引退した。1軍通算成績は4試合に登板して勝敗なし。防御率5・00。引退後に広島でフロント入りし、事業部長、球団本部付部長などを務めた。 緒方監督は「新人のときから声をかけてもらいました。本当に残念です。今季をしっかりと戦って、最高の結果を報告できるようにまい進していきたいと思います」とコメントを発表した。

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