松本 中居父との最初で最後の対面語る
ダウンタウンの松本人志が11日、フジテレビで放送された「人志松本のすべらない話」で、2月に亡くなったSMAP・中居正広の父・正志さん(享年79)を病室に見舞った時の思い出話をした。
中居とは「ちょいちょい飲みに行く」仲で、連絡はいつもショートメールという松本。正志さんとは面識がなかったが、亡くなる一カ月ほど前に一緒に飲んだ際に中居から「うちのオヤジがしんどい状況で、入院している」と聞き、「1回お会いしておきたい」と申し出、その2週間後に互いのスケジュールを調整し、見舞った。
中居は松本1人で見舞ってもらうのは申し訳ないと考えたようで、タモリ、笑福亭鶴瓶にも声をかけ、3人一緒に病院に来てもらうことに。松本も「知らんもんやったら、1人より3人でワイワイやった方がええかな。中居君に任せるわ」と思ったという。会話ができず、意思疎通は筆談でせざるをえなかった正志さんに、「昭和史の写真集と、お父さんおもしろがるかな、と思て、にっかつのポルノの写真集」をお見舞いで持っていったという。
中居は5月17日のフジ系「ワイドナショー」で松本らの“最初で最後のお見舞い”について告白。先にタモリが都合で帰ることになり、鶴瓶も一緒に帰ったが、松本が「俺は残るわ…みんなでわっと帰ったら、お父さん、さみしいから」と病室に残ったことを明かし、「その瞬間に考えられる人、感じられる人、います?この人とおつきあいして間違いないな(と思った)」と心遣いに感動した様子で語っていた。