江森陽弘さん死去、キャスターでも活躍

 ジャーナリストでキャスターとしても活躍した江森陽弘(えもり・ようこう、本名陽弘=はるみつ)さんが12日午前10時53分、肺炎のため東京都町田市の病院で死去した。83歳。東京都出身。通夜は16日午後6時から、葬儀・告別式は17日午前10時半から町田市森野1の11の14、湘和会堂町田で。喪主は妻智恵子(ちえこ)さん。

 1960年に朝日新聞に入社。社会部次長、週刊朝日副編集長や編集委員を歴任。編集委員だった1983年から86年にかけて「江森陽弘モーニングショー」(テレビ朝日系)でキャスターを務め、実直な語り口が人気を集めた。88年に朝日新聞を退社後は、フリーのジャーナリストとして活躍。NPO法人「こども地球クラブ」理事なども務めた。

 俳優の綿引勝彦、岡江久美子らが出演したTBSのドラマ「天までとどけ」では俳優も務め、新聞社のデスクや論説委員を経て独立した社長役を演じた。著書に「ダムに沈んだ村」「これからは人権習慣」などがある。

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