昭和の漫才コンビ 秋田Bスケさん死去
漫才コンビ「秋田Aスケ・Bスケ」の秋田Bスケさん(本名・北端和夫=きたばた・かずお=さん)が22日午前9時54分、急性循環不全のため兵庫県宝塚市の病院で死去していたことが3日、わかった。89歳。神戸市出身。葬儀・告別式は親族のみの密葬で24日に宝塚市内で行った。喪主は三女の北端愛子(きたばた・あいこ)さん。
戦後間もなく、昨年8月に死去したAスケさんと知り合い、1946年にコンビ結成。“漫才の父”こと漫才作家・秋田実に師事し、54年開始のラジオ番組「漫才学校」などに出演した。
軽妙なしゃべくりに加え、猿の形態模写が受け「エテコのBちゃん」として昭和30年代にアイドル的な人気を博した。弟子に故横山ノックさんがいる。