タカラジェンヌを養成する兵庫県の宝塚音楽学校の第１０２期生４０人の入学式が１９日、同校で行われ、実業家で元モデルの君島十和子さん（４７）の長女・憂樹さん（１６）らも出席した。

　夫の誉幸さん（４９）、次女とともに保護者席に着席した十和子さんは上品なハーフアップの巻き髪に、胸元の詰まったシャネルの新作ワンピーススーツ姿。白と黒のツイード生地で、約１００万円するが、ロゴマークは無く一目ではシャネルとは分からないもの。そんな“完璧入学式ママ”の風情で、美のカリスマらしく周囲を圧倒した。

　１７０センチの長身の憂樹さんは、合格発表の日に「タカラヅカらしい男役になりたい」と話した通り髪をバッサリと切り入学式に臨んだ。娘の晴れ姿に十和子さんは「娘のタカラヅカに対する憧れと情熱は誰にも負けないと思います」と笑顔。「これからはしっかりと努力して立派な舞台人になってほしい」とエールを送っていた。