【競輪】取手競輪が10・22再開へ
東日本大震災の影響で開催が休止していた取手競輪が10月22日(F1、関東カップ)から再開されることが20日、分かった。
取手競輪場は東日本大震災で大打撃を受けた。ひびの入ったバンクはすぐに補修して選手の練習に支障はなかったが、老朽化したスタンド、審判棟が破損。諸般の事情で復旧が遅れたが、ここに来て急ピッチで工事が進み、10月22日からの再開にメドがたった。11月9日からは開設記念が行われる予定だ。
1年8カ月ぶりの再開に管理する茨城県自転車競技事務所では「震災後、すぐに場外発売は行ったが、競輪はやはり本場で迫力あるレースを見るのがだいご味。復旧が遅れたことは申し訳ないと思います。この間、多くのファンや関係者から激励の言葉を頂いて職員一同励みになりました。すべてのスタンドが完成するのは来年8月頃になりますが、10月に再開したら本場に来ていただいて競輪を楽しんでもらいたい」と語った。