【札幌記念】最後のSS産駒が現役引退

 「札幌記念・G2」(19日、札幌)

 数々の記録を打ち立てた名種牡馬サンデーサイレンス。その産駒で唯一の現役馬アクシオンが、最後の戦いに臨んだ。くしくもこの日は父の10度目の命日。運命的な巡り合わせのなかで行われたレースは13着に敗れた。

 「もっと前につけてやる気を出させながら競馬したかったけど…。ゴチャついてしまった」と柴山は振り返る。二ノ宮師はレース後、引退を発表。「来週の火曜日に札幌競馬場の乗馬苑へ行きます。夏場が弱い馬だから、北海道は合っている。屈腱炎を乗り越えてみんなに勇気を与えたね」としみじみ語った。

 これでJRA所属のSS産駒はいなくなった。通算勝利2749勝は、2位ノーザンテーストの1757勝を大きく引き離す断トツの種牡馬1位。ディープインパクトを筆頭に、優秀な後継者を数多く送り出した大種牡馬は、日本の競馬界に大きな功績を残した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス