ライトアップ園田!初ナイターへ万全

 関西初のナイター競馬“そのだ金曜ナイター”開催(7日から11月9日まで、毎週金曜日)を4日後に控えた園田競馬場で3日、スタンド屋上(60基)、走路(39個所)など場内全ての照明を点灯して、初のレース形式で能力・ゲート試験が行われた。

 突然の雷雨中でも、照明に照らされた馬場が浮かび上がり、疾走する競走馬のシルエットの濃淡が昼間とはまた違い、躍動感を醸し出していた。大井競馬などでナイター競馬を経験している木村健は「明るくて、美しい。突然の雷雨中での能検だった。(雨で昼間より)見にくい面はあったが、慣れれば気にすることはないと思う」と、最悪の条件での能検を経験した。レース本番に備え、実況放送や場内の映像も確認された。

 地方競馬では6番目(ばんえい競馬含む)となる「そのだ金曜ナイター」初日の7日は、1Rの発走が午後3時10分で、最終レースは同8時30分。5R終了後には、中央ウイナーズサークルで「ナイター点灯式」が行われる。

 景気低迷やファンの高齢化で売り上げが低迷している地方競馬。切り札と言える「ナイター競馬」で、兵庫県競馬が新たな歴史を刻む。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス