JRA騎手から150万詐取で逮捕

 茨城県警は15日、競走馬の預託料名目で騎手から現金150万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで千葉県柏市豊平町、会社員鹿戸秀之容疑者(45)を逮捕した。同署によると「金は受け取ったが詐欺はしていない」と容疑を否認している。

 逮捕容疑は2008年1月、騎手の男性(34)に「馬主からの預託料支払いが遅れており、代わりに払うので金を貸してほしい」などとうそを言って、現金をだまし取った疑い。県警や日本中央競馬会(JRA)によると、預託料は馬主が馬のトレーニングや飼育を頼む際に調教師に支払う。鹿戸容疑者は当時、競走馬を管理する北海道の会社で働いていたという。

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