【AJCC】ベリー神妙「申し訳ない」
「日経新春杯・G2」(19日、京都)
直線で加速のついたダノンバラードが内へ切れ込んでいく。他馬に影響を与えていることは分かっていた。それでもベリーは感情を抑え切れず、ド派手なガッツポーズ。自身初となるJRA重賞Vの喜びを全身で表現した。11年11月には来日中に落馬して右足関節脱臼骨折。昨年9月にも左足首骨折の不運に見舞われた。「念願がかなった瞬間」とほおを緩める。
決して後味のいい勝利ではない。直線内斜行により、ベリーには6日間の騎乗停止処分が下された。「もたれることは調教師から言われていたので気をつけた。一生懸命に修正したけど…。迷惑を掛けて申し訳ない」。短期免許の交付期間は2月25日まで。「今回の件を肝に銘じ残り2週を騎乗したい」と神妙な面持ちで語った。
10年ラジオNIKKEI杯2歳S以来のタイトルを手にした。「ようやく立ち直った」と池江師は手応えを口にする。次走の候補は京都記念(2月10日・京都)、中山記念(2月24日・中山)、日経賞(3月23日・中山)。次こそは、そう快なVを決めたい。
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