【桜花賞】サプライズ成長6馬身先着

 「桜花賞・G1」(4月7日、阪神)

 ケタ違いの動きを披露した。クロフネサプライズは27日、酒井(レースは武豊)を背に栗東坂路で併せ馬。ウォーターセレネ(8歳1000万下)と馬体を並べて駆け上がると、残り2Fで僚馬には早くも右ステッキが入る。よれたパートナーと馬体がぶつかりかけたが、ひるむことなくさらにギアを上げた。ラストは軽く気合をつけられただけであっさりと突き放し、4F53秒0‐38秒6‐12秒7で6馬身先着だ。

 見届けた田所師の表情も明るい。「パワーアップしている感じを受けるね。自分の厩舎の馬ながら、すごいなと思う」と絶賛する。鞍上も「乗っている感じもすごくいい。(前半の)1F目から2F目の間で少し踏んで、そこで我慢できるかを見たかった。一瞬グッときたけど、我慢できましたからね。以前乗ったときより(体も)柔らかい感じです」と成長を実感する。

 昨年末から心身ともに急成長を遂げ「ひと皮むけて大人になった。少女から女性に変わりつつある」と師。最重要トライアルのチューリップ賞を圧勝した勢いそのままに、さらに状態を上げて本番へ臨む。

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