宝塚記念へ向けオルフェ栗東CW入り

 宝塚記念(6月23日・阪神)、秋の凱旋門賞(10月6日・ロンシャン)参戦をにらむ5冠馬オルフェーヴル(牡5歳、栗東・池江)が25日、栗東CWで感触を確かめた。ダク半周程度で時計は出さなかった。CWに入るのは2歳時の10年11月10日以来のこと。池江師は「(久々でも)物見はしていなかったし、きょうぐらいのペースなら押さえが利きますね。普通キャンターでもきっちり走ってくれれば」と話した。

 前走の大阪杯V後は坂路だけではなく、角馬場でのフラットワークも積極的に取り入れている。「(調教を行う)シャンティイのコースでも乗り込めるようにやっています。天皇賞・春をパスしたのも、調教での新たな試みと同時にはできないから。昨年は守りに入っていた部分もあったが、今年はイチかバチかの構えですね」と、昨秋のリベンジに向けて闘志を燃やしていた。

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