【凱旋門賞】オルフェ鞍上はスミヨン

 「凱旋門賞・仏G1」(10月6日、ロンシャン)

 注目の鞍上はスミヨンに決定‐。今秋も仏遠征を予定するオルフェーヴル(牡5歳、栗東・池江)が、クリストフ・スミヨン騎手(31)=ベルギー=とのコンビで凱旋門賞・仏G1(10月6日、ロンシャン)へ臨むことが3日、デイリースポーツの取材で明らかになった。昨年と同じく前哨戦のフォワ賞・仏G2(9月15日、ロンシャン)から手綱を取り、日本競馬の悲願が懸かる大一番へ向かう。

 昨年の遠征時は、国内の全レースでコンビを組んでいた主戦・池添にロンシャンでの騎乗経験がないことから、スミヨンに白羽の矢が立てられた。初騎乗のフォワ賞を制し、期待の高まった凱旋門賞では2着に惜敗。陣営は翌年のリベンジを力強く誓う一方で、鞍上に関しては未定としていた。

 1月には池添が今春のフランス長期遠征を発表。「やれるだけのことはやっておきたい」とロンシャン競馬場の開催期間となる4月7日~6月10日の約2カ月滞在し、経験を積むことで凱旋門賞での騎乗指名を目指していたものの、スミヨンとの騎乗契約が今週中に成立。再び仏トップジョッキーが日本最強馬の背中にまたがることになった。

 オルフェーヴルは現在、宝塚記念(6月23日、阪神)出走へ向けて栗東トレセンで調整中。ジェンティルドンナ、フェノーメノ、ゴールドシップとの激突が注目される初夏のグランプリには、池添とのコンビで向かう。

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