ブロッケンの夢は樫で3歳牝馬を誘導
「日本ダービー・G1」(26日、東京)
09年フェブラリーSを優勝するなど、ダートG1で3勝を挙げたサクセスブロッケン(セン8歳)が21日、日本ダービー(26日・東京)のPR活動の一環で、東京競馬場特命宣伝部長として東京・木場のデイリースポーツ東京本部を訪れた。
一問一答は次の通り。
‐業務課誘導係から宣伝部長は異例の昇格です。
「前代未聞やろ!オレはG1・3勝馬やからな。当然といえば当然やわ」
‐何で関西弁?
「藤原英厩舎仕込みやで!生まれは北海道やねんけど、多感な時期を滋賀(栗東トレセン)で過ごしたからな」
‐フェブラリーSはやらかしましたね。
「先頭誘導馬やってんけどな。大歓声を聞いたオレは、こらえきれず走りたなって、尻っパネしてもうてん。G1の誘導馬が尻っパネて…前代未聞やろ。ま、あれでちゃんと誘導することの難しさが分かったやろ」
‐そのせいでダービーの誘導馬は落選。
「あかんかってん。失った信頼を取り戻すため、春の開催では先輩誘導馬(キモンホワイト)からの課題をこなして頑張っててんけど、今年は間に合わんかった」
‐ダービーへの思い入れを語ってください。
「現役のときはダートで4連勝してんけど、芝は初めてというオレを3番人気に支持してくれてうれしかったわ。誇らしく出走したものの18着。3コーナーまでは夢見たわー。今年は誘導馬として除外されてもうたけど、特命宣伝部長として前座を頑張るわ。ダービーもええけど、いつかはオークスで3歳牝馬を誘導したいわ!」