「目黒記念・Ｇ２」（２６日、東京）

　１月のＡＪＣＣ（７着）以来となるルルーシュは２３日、東京競馬場の芝コースでダービーに出走するコディーノ（３歳オープン）と併走追いを行った。道中、折り合って３Ｆ３７秒５‐１２秒１をマークし、ゴール板を駆け抜けた。

　前走は圧倒的な１番人気に支持されながら、スタート直前に鼻をゲートの扉にぶつけて出遅れる不利。大きくリズムを崩して不完全燃焼のまま敗れた。放牧先から帰厩後は、ここを目標に調整。「乗り込み量も十分で、見ての通り元気いっぱい」と藤沢和師も満足そうだ。

　昨年１１月に重賞初制覇を飾ったアルゼンチン共和国杯と同じ舞台。「東京コースの長い距離は申し分のない舞台設定」。相性のいい舞台で復活の雄たけびを上げたい。