AKBこじはる命名馬、初陣は秋以降
期待の良血馬モンドシャルナ(牡、父ネオユニヴァース、栗東・角居)は6月20日に入厩。ゲート試験を見据えて調整が進められている。ディープインパクトの異父弟で、一昨年のセレクトセールでは2億5000万円で落札された。名付け親がAKB48の小嶋陽菜という点でも、注目を集める。松田助手は「今はゲート合格に向けてやっているところ。気性は幼い面がありますが、素質は高いですね」と話す。
馬名は仏語で「世界」を意味する「モンド」。それに小嶋の愛称「にゃんにゃん」から「猫」を指す「シャ」と自身の名前「はるな」をもじった「シャルナ」を合わせたもの。馬体重は現時点で440キロ前後、全姉のトーセンソレイユよりもひと回り大きい。「ネオの気の強い部分を闘争心に向けていけるように誘導していきたい」と説明する。
デビューは暑い時季を避けて秋以降の見通し。「身のこなしがまだ子どもですが、これから作っていって、どう変化していくか楽しみがある」と期待度は高い。競馬界の“センター”を目指し、一歩ずつ前へ進んでいく。