【競輪】パターソン“倍返し”初1着だ
「ガールズケイリン」(12日開幕、松戸)
お辞儀をしてバンク練習に臨む。ペイジ・パターソン(19)=ニュージーランド=は前回に続き、2回目のガールズケイリン参戦。初日のあいさつも通訳を介さず、完璧な日本語で話したように、すっかり日本になじんでいる。
前回の来日は9走して3着8回、5着1回。勝ち星を得ることができなかったが「ベストを尽くした結果だから満足している」と話す。しかし「今回来日するまでの数カ月はパワー、スピード、力を出せることに特化したトレーニングをしてきた。前回よりいい結果を出したい」と“倍返し”に向けて、やいばを研ぎ澄ましてきた。
そして今回は明確な目標がある。「日本では野球、相撲に興味を持ったので見に行こうと決めている。時間があれば東京ディズニーランドにも行きたい!」と19歳の女の子らしい面をのぞかせる。それらを実現させるためにも賞金獲得は至上命題だ。「今回は体重、加速力、そして情熱もとてもいい状態にある」ときっぱり。持ち前の明るさと、前向きさを生かして初の1着ゲットを狙う。